箱庭の物語性

箱庭療法は1m角の砂の入った箱に人形や動物、船や家、橋などのフィギアを自由に並べることにより、無意識を意識化し、心の問題を解きほぐしていく療法である。そのフィギアの多様性はすごい。自分の表現したいものが無ければ表現できないわけであり、様々な種類があるのは当然であろうが、まさに世界感がある。ファンタジーは無意識と繋がり、フィギアを見ているだけで想像力がかきたてられ、そこに心の物語性が生まれる。